人間ドックに行こう!

人間ドック心得

 人間ドックを受ける場合、その前日からいくつか注意しておくべき点があります。例えば、たまたま仕事で忙しかったからといって、徹夜明けで人間ドックに挑むというのはもちろんナンセンスです。逆に、無理に普段より長く睡眠をとったりする必要もありません。普段通りに生活することが最も正確な結果を出すことに繋がります。
 人間ドックの当日は、食事が禁止されていることも多いもの。そこで、飲食をしないで下さいという時間帯の直前に、普段の食事時間とは異なる時間に、夜食などを取る人もいます。これももちろんやめたほうがいいです。確かに健康診断が終わるまで、空腹を我慢しなければいけないのはつらいという人もいるかも知れません。その他、血圧などの一部の薬を除いて、薬の服用が禁じられることもありますし、飲酒や喫煙も、禁じられることが多いはずです。人間ドックの前にきちんと確認して、指示に従うようにしましょう。その他、サプリメントについては何も書かれていないため、ついつい飲んでしまうという人もいます。こちらは何も指示がないとしても、飲まないで下さい。
 人間ドックは、検査の前に問診があります。既往歴やアレルギーの有無、現在治療や投薬を受けているのか、身内にガンや高血圧、糖尿病になった人はいるのかなどの質問があります。これは面倒ではありますが、もちろんウソは書かずに正確に記入しましょう。問診表には必ず、飲酒・喫煙についての質問があります。タバコの本数や酒量の多い人は、ついつい少なめに書いてしまう人もいます。もちろんこれでは、だめですよ。問診表は、正しく診断するための、手助けをしてくれるものなのです。